駐車場の固定資産税軽減特例

「住宅用地」の軽減特例による節税

アパートに隣接する駐車場の場合

下図のように、アパートに隣接する月極駐車場の土地が、登記上アパートと異なる土地で「非住宅用地」として固定資産税が課税されていたなら、次のようなケースでは固定資産税を節税できるチャンスがあります。

月極駐車場の契約者のほとんどがアパートの入居者なら、アパート専用駐車場として一体利用することで、駐車場の土地も「住宅用地」として認められ固定資産税の軽減特例を受けることができます。
これにより、固定資産税は最大6分の1都市計画税は最大3分の1節税ができます。

もし、アパートと駐車場をフェンスで仕切っているような場合は、フェンスをはずして見かけ上も一体にしておく方が確実ですが、互いの土地に高低差があって安全上フェンスを外せないとか、また防犯上撤去しない方が望ましいこともあります。
したがって、個々の土地の状況により判断することになりますが、アパートの土地と駐車場の土地が「一体利用」されているかどうかが、「住宅用地」判定の重要なポイントと言えます。

早速、固定資産税(都市計画税)の課税明細書をチェックしてみてください。
アパートの駐車場にしている土地が「非住宅用地」扱いになっていませんか?

投稿者プロフィール

H.Matsumoto
H.Matsumoto執行役員 専務
不動産取引の実務家として30年以上にわたり、売買や賃貸借の仲介、管理、開発、土地活用などに携わってきました。
不動産取引は個別性が強く、予期しないトラブルもしばしば起こります。
今後も皆様のお役に立てるよう日々研鑽を重ねて参ります。

主な経歴
20代~都内の賃貸専門店にて仲介営業、仕入れ業務に携わる。店長職を経験。
30代~ガソリンスタンド、コンビニ、ドラッグストアなど事業用借地権による用地取得交渉、開発業務に携わる。近畿圏にて実績多数。
40代~賃貸管理会社にて財務責任者、家賃滞納の債権回収業務に携わる。賃貸管理のデータベースを独自で作成し社内で運用する。
50代~売買仲介を主軸に、収益物件の売買、競売・任意売却など特殊売買に携わる。現在に至る。このホームページの管理者。