ユニキューブ外観

将来の相続に備えて、最近一戸建ての賃貸住宅を建てる人が増えています。
もちろん、投資目的としての土地活用という一面もありますが、相続対策としても有効な方法です。

例えば、家族構成が夫(被相続人)と妻、子供3人で、夫名義の土地が200坪あったとします。
この土地が50坪ずつ4区画に分割できるなら、それぞれに一戸建ての賃貸住宅を建てておくと、もし夫が亡くなっても、妻と子供3人は1棟ずつ相続することで遺産分割で揉めることがありません。
ところが、アパートの方が家賃収入が多いからと、アパートを建てた場合はどうなるでしょう。

夫に、この土地とアパートに見合う財産がほかに無ければ、売却して現金で分けるか、4人の共有名義にするかの選択肢になると思います。
しかし、共有名義は、デメリットはあってもメリットはないと言われています。
相続を先送りするだけで解決にはならず、次の相続で更に相続人が枝分かれし増えていき、売却することすら困難な状態に陥ります。

前述の一戸建てであれば、貸家として安定した家賃収入を得ることも、必要に応じて売却することも、相続人それぞれの判断で自由に行うことができます。
現在、賃貸市場においては、戸建て賃貸の需要が高まっている一方、供給が不足しているという需給ギャップがあり、入居期間も長く安定経営が期待できることも建築の下支えになっています。
また、建築費は2~3棟ならアパートやマンションと比較して少額で取り組みやすく、節税は同様の効果が得られることも大きなメリットです。

(写真はユニキューブの外観)

投稿者プロフィール

H.Matsumoto
H.Matsumoto執行役員 専務
不動産取引の実務家として30年以上にわたり、売買や賃貸借の仲介、管理、開発、土地活用などに携わってきました。
不動産取引は個別性が強く、予期しないトラブルもしばしば起こります。
今後も皆様のお役に立てるよう日々研鑽を重ねて参ります。

主な経歴
20代~都内の賃貸専門店にて仲介営業、仕入れ業務に携わる。店長職を経験。
30代~ガソリンスタンド、コンビニ、ドラッグストアなど事業用借地権による用地取得交渉、開発業務に携わる。近畿圏にて実績多数。
40代~賃貸管理会社にて財務責任者、家賃滞納の債権回収業務に携わる。賃貸管理のデータベースを独自で作成し社内で運用する。
50代~売買仲介を主軸に、収益物件の売買、競売・任意売却など特殊売買に携わる。現在に至る。このホームページの管理者。