相続・共有名義の不動産、こうして解決しました|成功事例5選

相続や共有名義で残された不動産には、それぞれに事情があり、誰にとっても「簡単には進められない」現実があります。
兄弟や親族との話し合いが進まない、名義のまま放置されてしまった、老朽化が進んでどうにもできない…。

私たちはこれまで、そうした悩みを抱えた数多くの方々と向き合い、解決の道を共に歩んできました。
ここでは、実際に当社へご相談いただいたケースの中から、特に印象的だった5つの成功事例をご紹介します。

あなたの状況と重なる部分があるかもしれません。
今後の参考に、ぜひご覧ください。

目次

事例1 【四日市市】兄弟で共有していた実家を、協議を重ねて売却へ

相談内容

3人兄弟で共有名義となっていた実家。
誰も住まなくなり空き家状態が続いていたが、税金と管理の負担が年々重くなっていた。
「そろそろ整理したい」とご長男からご相談。

問題点

  • 共有者の1人が売却に消極的
  • 連絡が取りづらく、意思統一が難航
  • 不動産の老朽化が進み資産価値が不透明

当社の対応

まずは共有者それぞれと個別にコンタクトを取り、全員の意思と希望条件を丁寧にヒアリング。
相続の背景や将来の不安など、心情面にも配慮しながら調整を行い、時間をかけて協議を進行。
最終的に売却への合意を得て、建物付き土地として媒介契約を締結。

結果

売出しから3ヶ月で買主が見つかり、共有名義の不動産は無事に現金化。
ご相談者からは「家族だけでは前に進めなかった。
プロに頼って本当によかった」と感謝の言葉をいただきました。

事例2 【名古屋市】関東と九州に住む兄妹をつなぎ、共有持分を買取整理

相談内容

相続で共有名義となった実家の不動産。
兄が関東、妹が九州と離れて暮らしており、長年にわたり話し合いができず手つかずに。
兄から「名義を整理して将来的な負担をなくしたい」とご相談。

問題点

  • 共有者間の連絡がほぼ途絶えた状態
  • 相互の意思確認が困難
  • 買取条件の擦り合わせが必要

当社の対応

当社が間に入り、妹様へ状況の丁寧な説明とご希望をヒアリング。
その後、兄による持分買取という形で方針が決定。
司法書士の協力のもと売買契約と登記手続きを進行し、必要な資金計画や税務確認も同時にサポート。

結果

無事に兄による単独名義への整理が完了。
ご相談者からは「もう動かないと思っていた不動産が、自分の意志で動かせるようになった」と安心されたご様子でした。

事例3 【岐阜市】相続登記が未了だった空き家を、専門家と連携し売却へ

相談内容

相続発生から10年以上が経過し、空き家になっていた母親名義の不動産。
名義が変わっておらず、売却も貸すこともできず困っていた。

問題点

  • 相続登記が未了
  • 相続人の数が多く、戸籍収集に手間
  • 建物が老朽化し資産価値が不明瞭

当社の対応

司法書士と連携し、戸籍の取得・相続人調査・遺産分割協議書の作成までトータルでサポート。
登記完了後は老朽家屋付き土地として現況で売却戦略を立案。
市場価格を的確に算定し、地域ニーズに合った買主へアプローチ。

結果

名義整理から3ヶ月で売却が成立。
「相続したもののどうにもならないと思っていた家が、ようやく片付きました」と喜びの声をいただきました。

事例4 【津市】生前贈与された家を兄弟で共有、売却で円満解決

相談内容

生前贈与により兄弟で共有名義になった実家。
誰も住んでおらず、維持管理と固定資産税の負担が双方の悩みに。

問題点

  • 相続ではなく贈与のため過去の登記情報の確認が必要
  • 兄弟間で売却への意欲に温度差
  • 税務上の配慮が必要

当社の対応

双方と個別に面談を行い、希望と懸念を整理。
売却に向けた調整とともに、将来の相続税への影響なども税理士と連携してシミュレーション。
合意形成の後、媒介契約を結び、物件の清掃・撮影・販売活動を実施。

結果

地域内で再利用を希望する個人と契約成立。
「家族だけでは感情面で整理がつかなかった。間に入ってもらって助かった」とご満足いただきました。

事例5 【鈴鹿市】名義が故人のままだった空き家を、現況でスムーズに売却

相談内容

母親名義のまま10年以上放置された空き家。
建物は老朽化し、相続登記も未了。
「子どもにこの状態を残したくない」との思いで相談。

問題点

  • 相続登記が未了
  • 建物が老朽化し解体費用も検討対象
  • 固定資産税だけが継続的に発生していた

当社の対応

まずは相続登記の完了を最優先に司法書士と連携。
登記完了後、物件を解体せず「現況のまま利用可能」とする買主層へ販売。
地域内のリノベーション希望者に絞り込んでご紹介。

結果

建物付き土地としての売却が成立し、余分な費用もかからず整理完了。
「ずっと気になっていた問題が片付き、ほっとしました」とのお声をいただきました。

あなたの不動産も、きっと解決できます。

相続や共有名義の不動産には、それぞれ異なる事情と解決の糸口があります。
どの事例も、ご相談者の「なんとかしたい」という思いから一歩を踏み出したことで、整理や売却へとつながりました。

あなたのケースでも、きっと方法はあります。
まずは状況をお聞かせください。経験豊富な宅地建物取引士が、一緒に解決の道を探します。

メールまたはお電話にて、お気軽にご相談ください。

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